音楽理論 (楽典)/ 保育士・教員試験
音楽理論(楽典)
楽典は、音楽(楽器の演奏)のために必要な最低限の知識のことであります。
具体的には記譜法の基礎知識・音程と音階・音階組織と調性・移調と転調・楽語および記号・楽式などを理解します。
保育士試験
保育士試験は筆記に合格すると実技試験があります。実技試験は「音楽・絵画制作・言語」の
3科目の内2分野選択します。
音楽の場合、季節の歌や童謡程度のピアノでの弾き歌いと課題曲バイエルの○番~○番の内指定の曲を演奏します。
受験する都道府県によっても内容が違いますので要項をご確認ください。
保育士の試験には弾き歌いがありますので、レッスンでは、まずピアノが弾けるようになることと、
歌が歌え、そしてピアノを弾きながら歌を歌う訓練を行います。
教員試験
ピアノ実技で最も多いのが、小学校の歌唱共通教材から指定された歌を受験者自身が選択し、
それをピアノまたは電子オルガンで弾きながら歌う、弾き歌いがあります。
この場合、道府県(東京都には現在、ピアノ実技はありません)及び政令市によって、
自分で楽譜を持ち込んでいい場合、試験会場で指定された楽譜を使う場合、
楽譜なしで弾きながら歌う場合があります。
ご自身が受験されるところはどのような形式なのかを確認すべきです。
近年は少なくなりましたが、バイエルを弾く試験のある道府県(政令市)もあります。
バイエルは、一夜漬けでは無理なので、日頃からピアノに触れる時間を設け、集中的に練習するしかありません。
バイエルの場合、当日指定されることは殆どなく、受験者が選択できるところが大半です。
小学校のピアノは技量よりも、児童と一緒に音楽の授業を一体化できるかどうかを見極めています。
従って、ミスタッチをしても、そのまま先に進むことが大事です。弾き歌いのポイントは声量です。
試験は音楽の授業を想定しています。伴奏は完璧でも、歌声が小さいとマイナスです。
レッスンでは課題曲のピアノが弾けるようにレッスンを行い、伴奏しながら歌う弾き歌いの訓練を行います。